学習
部活動をしていると勉強する時間が減ってしまい、成績が上がらなくなるのではないかと考える方は多いのではないでしょうか。
確かに学習塾と部活動との両立は容易ではありませんが、勉強方法や優先順位を間違えなければ両立することができ、成績を上げることも可能なのです。
部活動に入ることによって勉強する時間が奪われてしまうと考える方もいるでしょう。
しかし、部活動に所属していなければ、成績が良いという訳ではありません。
中には、部活動等で予定が詰まっているほうが、限られた勉強時間内で集中できるというお子様もいます。
受験に向けて勉強に集中できるように、多くの学校が3年生の前期が終わる頃に部活動を引退する時期を設定していますよね。
しかし、中には引退しても部活動の時間を勉強時間に充てずにリフレッシュの時間に充てるお子様もいるのです。
つまり、メリハリをもつことがそれだけ勉強への意欲に影響を与えると考えられます。
部活動をやめて勉強に専念するというのも確かに一つの選択肢です。
しかし、現状の勉強時間が本当に不足しているのか、勉強の質を見直すことで両立はできないのか、実際に部活動をやめてその時間を勉強時間に充てられるか、という風に自分と向き合う必要は必ずあります。
勉強と部活動のどちらを優先するべきか迷っている生徒はたくさんいます。
しかし、先程の統計でもありましたが、優先というよりは両立を目指すことが学力向上に繋がるケースもあります。
一方を優先するように考えると、もう一方が中途半端になりかねません。
適度な時間内で部活動を行い、勉強時間を確保し、集中するというメリハリのある生活を送ることが、どちらも疎かにせずに成果を出す道といえるでしょう。
人が集中できる時間については様々な研究結果が散見されますが、だいたい90分や45分と言われています。
どちらにせよ勉強を長時間続けても質は落ちてしまうようです。
つまり、学校の授業に集中するだけでも、学力に大きな意味が生まれるのです。
そして、運動は脳を活性化させる他、血行を促進し、体内循環を改善してくれるので、ストレスを解消して体をリフレッシュさせることができます。
また、文科系活動は趣味に近いこともあり、心を前向きにして脳のバランスを整えることで、ストレスを解消する効果があります。
つまり、部活動を続けることで脳が活性化し、ストレスを軽減できるので、体も心もリフレッシュした状態で勉強に臨むことができるのです。
勉強と部活動を両立することは、毎日の忙しい予定に慣れて、自主性と自立性が培われ、スケジューリング力が身に付くようになります。
そして、そのスケジュールをこなすことで遂行力も育ちます。
これらの力は学生だけでなく、当然社会人になっても求められるものなので、お子様の頃からその力を鍛えられるのは将来に向けて大きな財産になるでしょう。
部活動が勉強に良い影響を与えてくれることは分かったものの、本当に引退するまで部活動を続けて受験に間に合うのかと思う方もいるかもしれません。
これに関してはっきり言えることは、志望校に合格できるかというのは部活動ではなく、自分次第です。
部活動に参加せず、3年間学習塾に通って毎日のように勉強していても合格できない生徒もいれば、反対に引退した後から勉強を始めて合格する生徒もいます。
このことからいかに時間を効率よく使い、その質を高めるかに学力向上・受験合格はかかっています。
部活動をしている生徒は1年生から学習塾に通っている生徒に比べて大きなハンデがあるように思われますが、いくらでもその差を埋めることができますし、ハンデ自体ない場合もあります。
一人ひとりに合った学習方法を見つけて、受験までの計画を立てることが何より大切なのです。
部活動と勉強との両立は難しいように感じますが、メリハリをもって効率よく取り組むことで、勉強の質を高めることができます。
逆に言えば、勉強の質を高めるために、部活動と両立させたほうが良いです。
なぜなら「両立する」という選択は勉強以外にも時間管理能力、スケジュール管理能力を培うことができるからです。
これらのチカラは社会人になっても求められる重要なスキルなので、早い頃から身に付けておきましょう。
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