塾の費用
学習塾で開催される冬期講習ですが、こちらは夏期講習と同様に通常の授業料以外に別途講習費が必要となります。
必ず参加しなくてはいけない訳ではありませんが、より深く応用力を身につける勉強ができるため、参加する生徒は多いでしょう。
しかし、いくら応用力が身につくと言われていても、具体的にどのくらいの期間を冬期講習と言えるのか。
また、その冬期講習でかかってくる費用はどれくらいなのか、気になりますよね。
そこで、冬期講習の日程と費用についてまとめてみました。
冬期講習についての日程と費用をお話ししていく前に、まずは冬期講習のメリットからお話ししていきたいと思います。
冬期講習のメリットは、大きく分けて3つあります。
1つ目は、学習習慣の継続性です。
冬休みは、特に小学校6年生・中学3年生・高校3年生にとって受験本番前の大切な時期となります。
受験生はこの時期にどれだけ努力できるかが受験合格への鍵とも言われているので、しっかり勉強しておきたいものです。
また、受験生でなくても休みの間に勉強する習慣を乱さないようにするのが、新学期・次学年に向けた準備となります。
ところが、この時期はクリスマスや年末年始と楽しいイベントが盛りだくさんなので、自宅で勉強しようと思っても、気持ちが浮ついて集中できなくなることも少なくありません。
落ち着いて受験勉強が行えるという点からも、冬期講習に通うというのはお子様にとってメリットがあると考えられます。
2つ目は、入試に向けた最終調整の期間にすることができる。
例えば、その年度に合った時事問題や事柄、入試動向などを考慮し、講師がポイントを絞って授業を行います。
この時期、受験生は入試予想問題を繰り返し解くことでしっかり応用力を身につける必要があります。
そのため、年度に合った予想問題に取り組める環境は受験生にとっては特に最適なのです。
そして3つ目ですが、学年末期末テストへの準備期間とすることができる。
これまでの復習や発展問題、さらには次学年に向けて予習まで行われることもあるので、余裕を持って進級することができます。
冬期講習は、各学習塾によってスケジュールが異なりますが、12月下旬から1月上旬までに開催されることがほとんどです。
その中でも学習塾の指導形態によって日程や時間割が異なってくるので、どのようなタイプがお子様に合うのか、以下を参考にしてみてください。
まず、集団指導塾の場合、あらかじめカリキュラムが決められており、学力に合わせてクラス分けがされ、授業が行われます。
受験生の学年の場合は、志望校別にクラス分けされる場合もあります。
一方、個別指導塾の多くは一人ひとりに合わせたカリキュラムのもと、指導が行われます。
お子様の予定に合わせながら日程や時間を設定できるので、家庭の用事や部活動、習い事と両立させたい場合はおすすめです。
小学生の場合、算数・国語などをバランスよく受講することもできますし、苦手な教科のみといったように教科を絞って受講することも可能です。
中学生の場合は、部活動や習い事の都合を考えてスケジュールを調整していく必要があるでしょう。
苦手な教科や伸ばしたい教科があれば、教科を絞ることも可能ですし、全教科コースを選択することもできます。
中学校3年生となれば、冬期講習中は全教科コースを選択し、受験に向けて学習を進めていく生徒が多いようです。
気になる冬期講習の料金ですが、夏期講習と同様に各学習塾で異なりますし、学年や受講コースによっても変わってくるでしょう。
一般的に集団指導塾と個別指導塾では、個別指導塾の方が料金相場は高い傾向にあります。
中には、年末年始に開催される「正月特訓」というような特別講座が設けてある学習塾もあるため、そちらにも参加する場合はさらに料金が追加されます。
ただし、季節講習というのは冒頭で説明した通り、参加が強要される訳ではないのでご安心ください。
また、通常授業時に通塾していなくても季節講習のみ受講可能なところも多いので、お子様の学習状況や予算に合わせて、普段通っている学習塾とは別のところの講習を検討してみても良いかもしれません。
冬期講習の日程や料金などは、学習塾の形態によって異なりますが、お子様にとって最適なプランを選ぶように心がけましょう。
クリスマスや年末年始に冬期講習の日程が設定されていることが多いので、受講するか迷ってしまう場合もあるかもしれませんが、特に受験生の場合、入試対策や過去問題など徹底的に指導してもらえるので、受講して損はないでしょう。
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