塾の内容
学習塾にはどのような受講コースや科目があり、どんなカリキュラムが組まれているのでしょうか?
入塾を検討している場合、気になるところですよね。
学習目的によっても受講したいコースが変わってくると思うので、各コースや科目の特徴について詳しくみていきましょう。
学習塾における受講コースの基本は、学校の成績や基礎学力をアップさせるための定期テスト対策コースや総復習コースです。
定期テスト対策コースは、定期テストに向けて学校の授業よりも少し早めに学習を進めておくコースになります。
学校では教員によって授業のペースが異なるため、そのペースについていくのが難しくなってしまい、そのまま定期テストを迎えるというお子様も少なくありません。
予習しておくことによって、学校の授業で躓かないようにするのがこのコースの狙いです。
一方、学校の授業内容を復習する総復習コースでは、分からないところが無くなるようにしっかりと理解できるまで指導を受けることができます。
こちらは学校の授業をもとに基礎学力をしっかり固めたいというお子様に合うコースといえます。
これら2つのコースでは、自分で勉強に取り組むという姿勢を身につけ勉強する楽しさを知ることもできるので、勉強の習慣をつくっていくこともできるでしょう。
学校の授業が理解できてペースについていくことができると、お子様の自信にも繋がるので、勉強への苦手意識を持つことも防げます。
小学生には、英語検定などの学校の授業とは別の学習に取り組む英検対策コースや中学校の入試を意識して学力向上を目指す中学入試コース、中学生には高校の入試を意識して希望のレベルに添った学習をする高校入試対策コースがあります。
2020年から小学校で英語が必修化されることもあり、今では小学生にとっても英語の勉強が必要不可欠となりました。
英語検定を持っていることによって、次のステップに進む際に有利になるということも否めません。
一般的には英検コースでは、英語のリスニングと英文の文章を中心に勉強をしていきます。
このように早い段階から英語に触れることは、英語への意識を高める効果もあるのです。
また、小学生・中学生共に入試対策コースでは、志望校に合わせた学習をするために、他の学習塾とのネットワークも取り入れて指導が進められるところもあるようです。
中学校・高校いずれの入試も学習はもちろん大切ですが、十分なデータをもとに対策を練ることも重要です。
正確な入試データを入手し、お子様の学力に合わせて勉強を進められるというのは学習塾という場所ならではといえるでしょう。
中には、定額で時間制限なく学習できるコースを用意している学習塾もあるので、そのコース内では定期テストや受験対策もしやすく、お子様にぴったりなカリキュラムを組んで、無理のない学習ができるでしょう。
学習塾によっては全科目を担当している講師と、各科目に特化して担当している講師がいます。
いずれの場合でも、しっかりとした研修やトレーニングを受けているため、安心して全ての授業を受けることができます。
中には経験や実績の豊富な正社員の講師ばかりが揃っている学習塾もあります。
受講する教科は、お子様が苦手な1教科だけ、あるいはもっと成績を上げたい得意な科目だけ、といったように選択できる場合が多いです。
学習塾で用意されている5教科全てを学習しなければいけないということはありません。
5教科全てを受講するとなると、金額的にもなかなか難しい部分も出てきますし、学習時間が増えてお子様にも負担がかかってしまいます。
お子様が初めて学習塾に通う場合は、1教科から始めてみることも1つの案でしょう。
また、中学生の場合、定期テスト前限定で5科目を勉強できるコースなども用意されている学習塾があるので、お子様の学力や希望に合わせて科目は決めましょう。
週1、1教科からの受講など、お子様が通いやすいと思うペースで受講を始めると良いかもしれません。
どの科目を受講すれば良いのか、どのコースを選べば良いのか全く分からないというような場合は、学習塾に相談してみるのが安心です。
何をどのように勉強するのが良いか、というのはお子様によって異なります。
日々の学校での学習についていけるように基礎学力を上げたいのか、苦手科目を克服したいのか、入試対策をしておきたいのかなど、目的は様々でしょう。
学習塾の受講コースや科目には様々な種類があります。お子様の学習状況を把握して目的が明確であれば問題ありませんが、どの受講コース・科目が良いのか分からないという場合は、学習塾からの説明を受けるのも良いかもしれません。
いずれにしても入塾の前にお子様としっかり検討することをおすすめします。
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